一年前、たいは静岡に住んでいました。7月から10月あたままで約3ヵ月だけですが。
本当はもっといる予定だったのですが、私の退職がきっかけで、浜松に戻ってくることになりました。
自分を建て直す為の大事な決断であったし、今も間違いではないと信じていますが、妻や子供にとって静岡での暮らしがとても良かったので、それを奪った罪の意識に、時々襲われてきました。
それでも今年の駿府マラソンを完走したことで、ふっきれた感じがしていました。
今年も去年と同じ7月を迎えたら、時折ぐぅーっと胸をしめつけられるようになりました。悔しさ、無念さ、無力感などと良い思い出が混ざりあった、複雑な感情が、夏の匂いのスイッチでまたぶりかえします。
この10ヵ月、うしろ向かずに歩いてきましたが、足は止めずに、ただ自分を振り返って見るべきかもしれません。更に前へ進むために。