
昨日はメロンの栽培履歴や残留農薬検査記録をもらいに産地へ行きました。コンビニの商品用の原材料は、こういう書類を全部そろえなければ、いくらおいしいものをメーカーさんが作っても店頭に並ぶことはありません。『○○産を使ったお弁当』のような地域の食材を使った商品は特にそうで、生産者が誰なのかまでリストを提出しなければなりません。メーカーの商品開発の方から毎日のように『栽培履歴を!』『書類ください!』などと連絡があります。彼らも自分たちの作った商品を発売するために、本部から言われるものをそろえるのに躍起です。
『安心・安全のため』だそうです。昨今の状況では厳しくなるのも当然でしょう。ただ、この作業をしていると誰の『安心・安全』なのか?と思ってしまうことがあります。消費者の『安心・安全』というよりは、販売者側のリスクヘッジのための『安心・安全』じゃないかと。何かトラブルがあったときに、責任回避するための材料集めをさせられてる感じがしてしまいます。
それが悪いことでは無いんですが、『お客様のため』という言葉が、なんかインチキくさくて。
はまぞう管理人のひでGです。
最近「楽天」でも産地偽装を行う業者がいたらしいですね。
自分だけならいいですけど、同業者にかかる迷惑がどれだけかかるか・・・
発覚できているのは良いのですが、根本はそれがなくならないといけないですからね・・・
食品に限らず、もう『何を信じるか』という状況ではなく、『信じることは通用するのか』ということになっている気がします。
既に、常に自分が自分であることを証明しながら生きていく社会になってますしね。
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