長門裕之さんと『青い青い空』

俳優の長門裕之さんがお亡くなりになりました。
長門さんの最後の出演映画は、『青い青い空』となりました。
出演に関しては太田監督のブログをご覧いただくと分かります。

個人的に強い思いがあるわけではないですし、映画の撮影日も全く別でお会いしたわけではありませんので、一般的な芸能人の方の訃報と同じ感覚でいるのですが、先週末からの報道を見ていると、なぜ『青い青い空』に出演されたのか、大手映画会社が製作するものではない地方で製作するこの映画に出演しようと思われたのか、その理由が知りたくなります。

奥様の南田洋子さんの介護をされてきて、その奥様が亡くなったのが2009年の10月のおわり。『青い青い空』の撮影が翌2010年4月。半年後の撮影ですから、オファーはもっと前のはず。大きな悲しみの中、引き受けられたのが『青い青い空』の出演と考えると、何か少しは意味があったのではないかと勝手に思ってしまいます。監督のブログによるとシナリオが出演理由であったようです。

当時の長門さんの心に何がささったのか。今では分かりませんが、『想いを伝える大切さ』を長門さんも感じられていたのでしょうか。
そんなことを考えながら、もう一度『青い青い空』をゆっくりと見たい気分になりました。

ご冥福をお祈りいたします。


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